菅田さん・菜奈さんが2022年の4月下旬に結婚式を挙げたのは、北海道・函館の神社。超ご多忙な菅田さんが、お相手の菜奈さんと両家親族に感謝の気持ちを伝えるために結婚式を挙げることを選んだ、と伝わっています。芸能人の結婚というと、FAXやSNSでの発表だけか、あるいはコロナ前までは海外挙式、ホテルや邸宅でのパーティなど派手婚のイメージがありますが、神社結婚式も意外と多いものです。

もともと神社の神前結婚式は、夫婦としての新たな出発を神様に報告するのはもちろんのこと、両家、家族同士の心をつなぐ意味合いが強い儀式。昨年秋、結婚発表のFAX文書に「これからは家族として」という言葉を記した菅田さん・菜奈さんにぴったりの選択ですね。「家族に喜ばれる結婚式にしたい」「お世話になった方々に感謝を伝える場に」と考える新郎新婦に年代を問わず選ばれているのが、神社での結婚式です。

大阪出身の菅田さんと、山梨出身の菜奈さんが、なぜ北海道の神社を選ばれたのかというと、ふたりの大切な思い出の場所だったから。そこが映画「糸」のロケ地で、おふたりが交際するきっかけになったとのこと！

神社結婚式.jpでも、思い出の場所で結婚式を挙げたいというご希望は、とても多いリクエストです。たとえば「一緒に初詣に行った神社」や「よくデートした、ふたりが好きな街」、さらに「両親が結婚式を挙げた同じ神社で」というケースもあります。

「みんなが選んでいる、人気の式場だから」「有名な神社だから」という理由よりも、自分たちにとって意味のある場所を選ばれる方が、最近増えてきているように感じます。思い入れのある場所で挙げる結婚式は、より一層、感慨深いものになるはず。場所はどこでするかを考える際、ぜひ参考にしてみてくださいね。

さまざまなファッションを着こなしてきた、おしゃれな菅田さんとモデルとしての活躍も目覚ましい菜奈さんが結婚式の衣装に選んだのは、究極シンプルな和の正装である紋付袴と白無垢。

ふたりの挙式は告知されていなかったものの、あまりにも美しすぎて通りすがりの参拝者も目が離せなかったという小松菜奈さんの白無垢花嫁姿。そして、参列ゲスト全員が和装だったことでも目を惹く、華やかな印象だったそう。

洋装が当たり前の日常生活だからこそ、和装に身を包むと、その非日常感は格別なものがあります。また、日本で昔から受け継がれてきた着物の花嫁姿は、家族の結婚式を知る親族には記憶が呼び起こされ、とても感動的だったと喜ばれることが多いものです。

参列者全員和装を実現するのはなかなか大変そうですが、家族中心の小規模な結婚式が主流の今は、以前より叶えられる可能性が高まっているのではないでしょうか。姉妹や仲良しの友達など、頼みやすい人にお願いしてみるのもいいですね。和装のゲストが多いとより華やかで特別感も高まり、参列者にも良い思い出になります。

菅田さん・菜奈さんとご両家は、神社での挙式の後、近くの料亭に移動してささやかな祝宴を開かれたそうです。ミュージシャンとしても才能豊かな新郎の菅田さんが、家族を前にサプライズでギターの弾き語りをしたという微笑ましいエピソードも伝わっています。

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