前に「授かり婚」には和装がおススメという事でしたが、今回は授かり婚におススメの神社での結婚式をご紹介したいと思います。
今回ご紹介させていただく神社は中野区の沼袋にある中野沼袋氷川神社の「安産祈願結婚式」をご案内させて頂きます。安産祈願で有名な神社と言えば日本橋にある水天宮。「戌の日」には本当に大勢の妊婦さんがご参拝されておりますが、残念ながら水天宮さんでは結婚式を受付けておりません。そこで注目なのが、「西の水天宮」とも呼ばれる、中野沼袋氷川神社での安産祈願結婚式です。西の水天宮と呼ばれる中野沼袋氷川神社は、東京・中野区にある神社で、650年以上の古い歴史をもち、縁結びと安産子育ての神様でもあるのです。なんと言っても愛らしい狛犬の「子育て狛犬」。この狛犬が非常に重要な役割を担っています

一般的な神社での式次第とは異なり、ここの神社では式中に安産祈願の祝詞奏上と安産を祈念しての鈴を鳴らす儀式「金幣振り(きんぺいふり)鈴の儀」を取り入れてます。親族固めの盃の後、お二人で境内にあるお産が軽くなるといわれている子育て狛犬参拝までが式次第に含まれております。
3度撫でるとお産も軽くなるといわれている子育て狛犬までの参拝を取り入れていますし、結婚式の中で安産も祈願できるのはこの神社ならではといえます。そして、授与品の中に安産を祈念しての鈴がありますので、その鈴をお宮参りの際に神社の神木にくくりつけることで、永続なる子孫の繁栄を見守って頂けるのもこの神社の良い所です。境内も広いですし、中野区内で七福神の礼拝ができる唯一の場所として人気の中野七福神もありますし、ご神木である幸せを呼ぶ「三本願い松」も有名です

昔から「願いが叶うのをマツ」ということから、不運や災難から逃れ松の木に幸福を願うと、必ず叶うと信じられて来た「三本願い松」。もちろん、授かり婚でなかったとしても、子宝に恵まれるなど、女性を守るご利益がある神社ですので、是非、ご結婚式を考える際は、選択肢の一つとしてお考えになられてみてはいかがでしょう。
授かったお子様の為にも、結婚という節目にきちんとした式を挙げることで、ご家族や周囲の人からの祝福を深く実感できるはずです。無事に赤ちゃんが生まれましたら、お礼も兼ねて「お宮参り」やその後の七五三、毎年の初詣など、人生儀礼を通じて、結婚式をした神社に戻ってくることができるのが神社結婚式の良い所ですね。