そもそも神社で行われる神前結婚式は両家を結ぶ儀式で、だからこそ「家族の結婚式を神社で」というイメージは間違いではありません。コロナ禍での結婚式は、特にそんな雰囲気でした。

しかし、最近の結婚式がどうなっているかというと、人数として多いのは20〜30名前後。そうなると家族・親族だけでなくふたりの親しい友人も一緒に。つまり、神社での結婚式に友人を招待すること自体は、もちろん可能です。

儀式の基本的な考え方や流れは基本的に同じですが、参列の人数やどのようなルールで行うかは、各神社によって違います。呼びたい顔ぶれや人数が決まっているなら、社殿の広さ、何名まで可能かは、最初に確認しておきたい点です。
人数の問題ではなく、列席は厳密に「家族・親族だけ」の神社もあります。50名以上入れる、比較的大きな拝殿のある神社は、友人も参列OKの場合が多いです

結婚式に誰をお招きしたいか。最近の傾向として、それぞれの職場関係よりも、ふたりのプライベートを知る近い友人や、古くからのお付き合いの仲良しグループなど。普段から友達が多くワイワイ賑やかな雰囲気が好きなふたりの場合、結婚式もそのような雰囲気になりがち。家族・親族も入れると列席人数が60名以上の比較的大きな結婚式は、以前より少なくはなりましたが、今でもしっかりあり、皆さん楽しそうです。

せっかくだから全員に挙式も見守ってほしいと思うなら、溜池山王にある日枝神社や、秋葉原・御茶ノ水に近い神田明神、乃木坂にある乃木神社がおすすめ。人数が多くなるほど可能な神社は限られてくるので、挙式の人数については特に注意が必要です。

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  日枝神社 >

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  神田明神 >

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  乃木神社 >

神社での挙式後に移動して披露宴や食事会をするのなら、友人はそこから参加にするという考え方もあります。境内での参進や入場、さらに儀式も拝殿の外から様子が見られる神社も多く、参列は家族・親族だけにして友人は外で見守ってもらうパターンも可能です。それでも、厳粛な儀式の雰囲気は感じられ、喜んでもらえるでしょう。列席人数が絶対条件にならなければ、日取りやエリアなどのご希望に合った神社探しの幅は広がります。

最近はＳＮＳなどで目的別に知人・友人のネットワークがあって、そのうち誰を呼んだらいいか悩む（だから呼ばない）という方も増えています。「本当は来てもらいたいけれど、迷惑にならないか不安」と心配であれば、まずお声かけしてみることをおすすめします。

お祝儀や結婚式についての価値観の違いで、断って来られる方もいらっしゃるかもしれません。結婚式に招待されることが、以前と比べれば少なくなり、友人として出席される方々にとっても特別な機会。親友の晴れ姿に感激した、結婚式の非日常の雰囲気が楽しかったというお声をたくさんいただいています。ご家族にとっても、普段から名前を聞いていたり会って話したりしたこともあるお友達に結婚式で挨拶ができるのは、心強く嬉しいことです。

この場合、人数は合計20～30名前後で収まることが多いので、神社と会場の選択肢はたくさんあります。「列席は家族・親族のみ」と決まっている神社以外は、拝殿内に入り挙式から参加してもらうことが無理なく可能です。

結婚式にお友達が参加してもらえるのなら、挙式だけで即解散は残念。わざわざお祝いに来てくれたことに対し、ありがとうを言える祝宴の席を用意するのが大人の常識です。

たとえば、下町であれば50名まで入れる牛嶋神社で挙式、その後は料亭「浅草 茶寮一松」というプラン。お友達が集まり、まとまった人数になるのであれば、歴史と情緒ある一軒家を丸ごと貸し切りにでき、アットホームな和のパーティが素敵です。

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和装だけでなくドレスも着たい、友達と一緒に写真を撮って思い切り楽しみたい花嫁さんにおすすめは、神楽坂のフレンチレストラン「ラリアンス」。結婚式ができる神社が車10分前後に複数あるので、ご希望に合わせた組み合わせを選べる点も人気です。

神楽坂 ラリアンス >