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神社の違いを知るきっかけに
夏祭りが有名な神社の結婚式

一年のうち神社に足を運ぶのは、お正月の初詣くらいなんだけど

神社で行われるお祭りの雰囲気が大好き、という人も多いのでは?

全国的にも大きなお祭りの多い夏、東京都心で行われる有名な神社のお祭りと

その神社の結婚式についてご紹介します。ふたりで観に行くのも楽しそう!

神社にとって「お祭り」とは?
そして夏にお祭りが多い理由

神社のお祭りは春や秋にもありますが、なぜ暑い夏に大きなお祭りが行われることが多いのでしょう?

神社で毎年決まって行われるお祭りは「例祭」(例大祭)といって、年中行事の中でも最重要とされるものです。夏といっても、本格的に暑くなる前の初夏から七夕、残暑の残る秋口まで時期はいろいろ、夏場に行われることが多いのは、夏に流行りがちな疫病の退散と、秋の五穀豊穣を祈るために祭りが行われてきたからといわれています。たとえば、京都の祇園祭(ぎおんまつり)。こちらは八坂神社のお祭りで、平安時代に当時大流行した疫病の退散を願って始められたもの。7月の1カ月間をかけて様々な行事がある、日本で最も有名な夏祭りのひとつです。

ここ東京にも歴史のある大きな夏祭りはたくさん。なかでも代表的な4つのお祭りと、その神社での結婚式を見ていきましょう。

都心を進む華やかな時代行列
日枝神社の「山王祭」

2024年6月、コロナ禍による中断を経て4年ぶりに華やかな時代衣装の人々による大行列(神幸祭)が都心を練り歩いて話題になったのが、日枝神社の「山王祭」。江戸三大祭、さらには天下祭(てんかまつり)として日本三大祭の一つともされています。こちらは都心・永田町に鎮座する日枝神社のお祭りで、徳川三代将軍・家光公以来、お神輿と祭礼の行列が江戸城内に渡御し歴代の将軍が上覧拝礼したという歴史あるもの。大がかりな神幸祭は一年おきの6月に催行されるのが伝統で、丸の内や銀座など首都の中心地がまるで江戸時代にタイムスリップしたかのような光景が見られます。

https://www.tenkamatsuri.jp/about/

山王祭が今に伝える「江戸城鎮護」としての歴史をもつ日枝神社は、由緒と格式高い神社での結婚式がご希望のふたりにぴったり。緑豊かな高台にありながら、地下鉄(銀座線・南北線)の溜池山王駅からすぐ、しかも参拝専用のエスカレーターがあるので、年配や子ども連れの親族・ゲストも安心です。結婚式も多く行われていて、参進を先導する巫女さんの髪飾りの花が季節ごとに違うなど、華やかさと細かな心配りも魅力です。

神田・秋葉原にお神輿が大集合!
神田明神の「神田祭」

毎年5月中旬に行われる「神田祭」も、江戸三大祭の一つ。日枝神社の山王祭と交互に本祭りと陰祭りを1年おきに開催、2024年は山王祭が本祭で神田祭が陰祭りでした。」

神田祭の特徴はなんといってもお神輿!電気街として有名な秋葉原の街が、本祭りの際はお神輿で埋め尽くされ、大小200を超えるお神輿が一斉に宮入りで神田明神に向けて練り歩く光景が1年おきに見られます。JR神田駅の構内にまで地元町会の神輿渡御があるのは、こちらならでは。

https://www.kandamyoujin.or.jp/kandamatsuri/about/

神田明神は、歴史的に「江戸庶民の守り神」とされ、ご祭神が縁結びの神様ということもあって、結婚式は人気があります。都心でアクセス便利、東京駅からもタクシー10分圏内にレストランや料亭など良いお店がたくさんあるので、挙式後の会食・パーティにもこだわりたいおふたりにはぴったりの神社といえるでしょう。

下町浅草が最高に盛り上がる
浅草神社の「三社祭」

都内の神社で特に盛り上がるお祭りといえば、三社祭は外せません。浅草といえば人出が多い雷門の奥にある浅草寺が有名ですが、そのすぐ横にある浅草神社も、長い歴史のある古社。鎌倉時代の末期、浅草の街を築いたと伝わる3人を神様としておまつりしたのが神社の通称である「三社さま」の由来です。

三社祭は、神田祭の翌週に行われることが多く、国内外から3日間で180万人もの人が詰めかけ、100基を超えるお神輿が浅草の街を練り歩きます。お神輿をわざと荒々しく揺さぶる「魂振り(たまふり)」が特徴で、そのことによってお神輿にのった神様のパワーが一段と高めて豊作や豊漁、疫病退散を願うのだそう。時代衣装を着た人々の行列や、神社では伝統芸能「びんざさら舞」も披露され、いかにも浅草らしい賑やかなお祭りです。

https://www.asakusajinja.jp/sanjamatsuri/about/

浅草神社での結婚式は、なんといっても浅草の街全体がお祝いしてくれているようなにぎやかさと温かさが魅力。三社祭の熱狂からは意外に感じられるかもしれませんが、いつもは比較的静かで落ち着ける雰囲気のこじんまりした神社なので、家族中心のアットホームな結婚式を考えているふたりには特におすすめです。

夏の終わり、秋の訪れを感じる
赤坂氷川神社の「氷川祭」

暑さも少し和らぐ9月中旬には、赤坂氷川神社の「氷川祭」。こちらも本祭りと陰祭りが1年ごとに行われ、2024年は陰祭りで本祭りに比べると少しだけ規模が小さくなりますが、お神輿と山車の巡行があります。

特に注目は、都内では珍しい大きな山車。京都の祇園祭のように豪華な山車で、なかでも江戸型山車は上に乗った人形がカラクリ仕掛けで上下するのが特徴。お神輿も、赤坂氷川神社の宮神輿は牛で引いて巡行していたという歴史をもち、それを人が担ぐことができるように造りなおしたものが今も受け継がれ、都内最大級の大きさと迫力を誇ります。

https://www.akasakahikawa.or.jp/hikawasai/

赤坂氷川神社での結婚式の魅力は、都心とは思えない自然の豊かさ。境内には樹齢400年を超える大銀杏があり、春夏は緑、秋は黄金の彩りが美しく、素敵な写真が残せます。東京都の重宝建造物に指定された本殿での挙式は厳かに歴史が感じられるもので、ご祭神が縁結びの神様であることも、結婚式におすすめできるポイントです。

例祭は神社にとって最大のお祭り。そして、結婚式は人生の最重要な祭礼です。
お祭りを知ることは、その神社の歴史を知ることにもつながり
一方で、神社のお祭り期間は結婚式を挙げられない日程もあるので要注意。
お目当ての神社や希望の日取りが決まっている方は、お早目にご相談ください。
神楽坂のサロンでの無料相談会と、オンラインでのご相談も可能です。

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