神社で和装の結婚式を選ばれた花嫁さんでも、「ドレスはどうしようか」と迷われる方は多く、前撮りや旅行を兼ねたフォトウエディングで写真を残すという手もあります。でも、別日じゃなく一度にできたら。そして、家族にも友達にも見てもらえたら「おめでとう」の声も感激も、ずっと大きくなるはず。そのように考えるおふたりにぴったりなのが、神社で挙式の後、レストランでパーティというスタイル。
おしゃれなレストランならウエディングドレスも着られて、両方の花嫁姿を見てもらえます。結婚式当日にまとめて撮影できれば、別日に前撮りをするより予算的にもずっとお得です。

挙式後は家族だけで食事会、日を改めて友達や仲間とのパーティを、と考える方もいらっしゃいますが、衣裳やヘアメイクなど料金は両方の日でかかります。また、結婚式にお招きした同じゲストが後日再度ご参加いただくのはとても難しいものです。その点、結婚式の同日にパーティもできれば、準備や予算も効率的。お招きしたい皆様にとっても挙式とパーティの両方に参加してもらえる確率が高まります。
神社挙式後にレストランでパーティというスタイルを選んだ先輩カップルからは、ここ数年は会うことや華やかなパーティに参加する機会が少なかった友達が喜んで参加してもらえた、というお声を多くいただいています。
ドレスアップして出かけたい素敵な一流レストランは、ふたりがロマンティックな記念日を過ごす、とっておきの場所として結婚後も長く楽しめそうです。

それでは、今どんなレストランがおすすめなのか。神社結婚式のプロが選んだ挙式後を過ごす会場のなかから、着物もドレスも似合う厳選３店がこちらです！

まず最初にご紹介したいのは神社結婚式.jpのサロンがある地元、神楽坂の名店「L'Alliance（ラリアンス）」。店名はフランス語で調和や協力、そして結婚指輪という意味もあり、まさに結婚式にはぴったり。お料理は、四季のある日本ならではの旬の食材とフレンチの技法がマリアージュする「フランコジャポネ」が、幅広い年代に喜ばれます。

お友達も招待して行うパーティであれば、会場は開放的な吹き抜けのダイニングが30名以上でご利用いただけます。シンプルでスタイリッシュな空間デザインは、洋装だけでなく和装も美しく映えるのが魅力。着物からドレス姿にお色直し、階段から入場など、動きのあるパーティシーンと華やかな演出が絵になります。

神楽坂・飯田橋という立地もポイント。結婚式におすすめの神社が周囲にいくつもあり、たくさんの選択肢からおふたりらしい組み合わせを考えやすい会場です。

遠方の親族や友人も集まりやすい場所といえば、やっぱり東京駅。なかでも丸ビルの最上階に入る「アンティカ・オステリア・デル・ポンテ東京」がおすすめです。

本店は、美食の国イタリアで2番目にミシュラン三ツ星を獲得した歴史あるレストラン。東京店は、オーナーシェフ・エツィオ・サンティン氏が「最初で最後の支店になる」と断言した、東京でも指折りの名店です。その料理は見た目も独創的にして繊細かつ優美。祝杯のワインも、サンティン氏ならではの素晴らしいラインナップが揃います。

歴史と伝統を重んじるイタリアは、じつは日本文化と相性が良いのもポイント。重厚感あふれるクラシカルなインテリアは、ドレスはもちろん着物姿も上品に美しく映えます。神社からの移動、ゲストの集まりやすさ、どちらにとっても抜群の好アクセス。地上36階から見下ろす東京の街の眺めも、素敵なおもてなしになることでしょう。

地下鉄の溜池山王駅直結のレストラン「ラ・ロシェル山王」、そのオーナーである坂井宏行シェフは、ＴＶ番組の「料理の鉄人」でお父様・お母様世代は絶対に知っている有名人。日本人シェフならではの“懐石フレンチ”の第一人者でもあり、目でも楽しめる華やかさと、食べればみんなが笑顔になる確かな味で愛されています。どこかに和の雰囲気も感じられる繊細な日本のフレンチは、神社結婚式との相性も抜群。

赤と黒を基調としたモダンな店内インテリアは、白無垢や純白のウエディングドレスが美しく映えるのも魅力。至近にある日枝神社と赤坂氷川神社、ほかにも都心の神社の多くから移動が便利なこともポイントです。

何よりも、「一生忘れられない美食でおもてなし」というレストランウエディング本来の良さが存分に感じられ、時代が変わっても多くの方々に選ばれ続ける名店です。